こんにちは
超共感 幸せ連鎖メソッド
心理カウンセラー 冥加 あまる です
前回のブログでは、「人とくらべること」と「自己受容」の関係についてお話ししましたね。
多くの方が、人とくらべると苦しい気持ちになることがあります。
「くらべないほうが楽だ」と思っていても、つい誰かとくらべてしまうこともありますよね。
今回は、「くらべる人生」と「くらべない人生」の違いとはなにか、
くわしく知るために、もう少し整理してみましょう。
「くらべる人生」と「くらべない人生」どちらの生き方も、
「自己受容」と「自己否定」が深くかかわってきます。
「自己受容」とは自分を受け入れる力のことでしたね。
この記事では、「くらべる人生」と「くらべない人生」、
「自己受容」と「自己否定」をかけあわせて4つのパターンに整理し、
それぞれのパターンにおいての気持ちの状態を見ていきたいと思います。
上の図をみて、あなたはどこにあてはまりそうですか?
A. 人とくらべる+自己受容できている
→ 「自己改善と新しい視点が見つかる」
自分を受け入れていると、人とくらべても前向きに捉えられます。
たとえば、「あの人のやり方は良いな、自分もやってみよう」
といった感じで、他の人の強みを素直に吸収できます。
くらべることで、新しい考え方や改善ポイントが見つかり、さらに自分を成長させられるのです。
くらべることが「自己改善のチャンス」になるのが、この状態の特徴です。
B. 人とくらべる+自己否定している
→ 「劣等感を感じ、自信が持てずネガティブに」
一方で、自分を受け入れられないまま人とくらべると、
どうしても劣等感にさいなまれやすくなります。
たとえば、友達が成功しているのを見て、
「自分にはできない」と落ち込んでしまうこともありますね。
このように、くらべることで「自分なんてダメだ」と感じてしまい、
ますます自信を失いがちです。
この状態では、くらべることが心の重荷になりやすく、ネガティブな気持ちに陥ってしまいます。
C. 人とくらべない+自己受容できている
→ 「マイペースで自己成長」
自己受容ができていると、「他の人がどうであれ、自分は自分」と思え、
無理にくらべる必要もありません。
自分のペースで自分らしく成長でき、周りに惑わされないため、自分の進む道を大切にできます。
たとえば、「周りが急いでいても、自分は自分のペースで進もう」と、
心にゆとりを持って行動できるのです。
マイペースに成長できるのも、この状態ならではの強みですね。
D. 人とくらべない+自己否定している
→ 「孤独感や無力感が強まり、苦しい状態から抜け出しにくい」
自己否定をしたままで人とくらべないと、
自分に対する気持ちが内向きになりすぎてしまうことがあります。
たとえば、「自分なんて何をやってもダメだ…」と感じてしまい、
孤独感や無力感が強まってしまいます。
周りと関わらず一人でいると、自分の状態に気づきにくく、
苦しい状況から抜け出すことが難しくなります。
自分の気持ちが閉じこもってしまうため、サポートも受け入れにくい状態です。
「くらべる人生」と「くらべない人生」、
どちらも「自己受容」ができているかどうかで感じ方が大きく変わります。
前回もお話ししたように、くらべること自体が悪いわけではないんです。
むしろ、うまく活かせれば自分を成長させるきっかけになることもあります。
反対に、「くらべない」選択をしても、自己否定が強いと、
自分を追い詰めて苦しくなってしまうこともあるんですね。
大切なのは、「自分を受け入れる心」を育てること。
そうすると、くらべるかどうかに関係なく、もっとラクに、
前向きに成長することができるようになります。
ただ、「自己受容」が大事だとわかっていても、
実際には簡単にできるものではないですよね。
まずは、「このままの自分でいいんだ」と思うことから始めてみましょう。
これが、自己受容の第一歩です。
もし、なかなか自分を受け入れられなくて苦しいなと感じたら、
当カウンセリングルームでは「超共感 幸せ連鎖メソッド」を通じて、
自己否定を手放し、心を軽くするサポートをしています。
気持ちが少しでもラクになりたいなと思ったら、気軽に相談してみてくださいね!